FXの世界は自由で、基本何をやってもいいし、たくさんのやり方で成功している方もいますため、正解がないけど、逆に不正解が割りと明確できます。
不正解を回避できれば、正解に近づけることができます。
自分の経験を踏まえて、不正解を整理しました。FX初心者はやってはいけないことをやらなくて、時間を有効に利用して、正しい勉強すれば幸いです。
●やってはいけないこと1:積立FX
●やってはいけないこと2:スワープ金利狙いの長期投資
●やってはいけないこと3:安易な自動売買
●やってはいけないこと4:シグナル配信よりトレード
●やってはいけないこと5:規律無視のトレード
自滅、スキャルピング、追っかけトレード、損切り設定しない、ブレイク期待
やってはいけないこと1:積立FX
積立FXは定期的に通貨を購入することで、ドルコスト平均法による投資方法です。一見まとめた投資方法ですが、問題は投資対象です。
SP500など長期的に上昇する対象なら有効ですが、FXのような投機的で、長期的に上昇ではないものは不向きです。
ドル円月足のチャートです。ドルを買い続けるのは無理なチャートです。
そして、円は安全資産として有事のとき、円高になる可能性が高く、相対的にドル安になるため、リーマンショックの時のような時非常に不利になります。強制的に損切りさせられたことになります。
やってはいけないこと2:スワープ金利狙いの長期投資
円はマイナス金利政策で金利がなくて、逆にドルの金利が美味しく見えます。FXはレバレッジを効かせることができ、スワープ金利を狙ってドル買いする人もいます。
株の配当と同じで、高い配当を出すけど、企業価値がどんどん下げて株価が右下がりなら意味がないです。ドルを買いのはいいけど、短期的にうまくいているかもしれないけど、有事の時強制的に損切りさせられたら結局損になります。
FXをやるなら、スワープを気にしないで、短期売買をマスターしましょう。
長期投資するなら、株や債券、不動産など伝統的資産に買いましょう。
やってはいけないこと3:安易な自動売買
最近のFX業者、自動売買システムを売りに出した事がたくさん出てきました。
数万円キャンペーンで、自動化でき、高い勝率で、高い収益率を誇った広告が魅力的に見えます。
そんな甘い話はないです。
システムトレードは別に否定的ではないです。自分が裁量トレーダーだけど、システムトレーダーとして成功した人もあります。そういう人は自分のシステムを作って、検証や改善した結果、収益が見込めるシステムを手に入れます。そのような本物のシステムがタダで使える訳がないです。
FX会社は慈善事業やっている訳がなく、FX会社にとって収益を見込めるから、自動売買を推奨しているからです。高い広告だして、数万円のプレゼントもして、システムを構築もして、なお収益が見込めるなら、お客様のお金が収益源になる他ならないです。
やってはいけないこと4:シグナル配信よりトレード
有名のトレーダーのシグナル配信を買って、同じようにトレードすると考える。
そんな他人依存したやり方では長期的にうまくいかないです。他人がいなくなったら自分が何もできないし、自分の頭で考える習慣も作れないです。
そして、例え億トレードのシグナル配信でも、同じようにトレードできると思わないです。その手法は彼にとって有効だけど、他人にとっては有効とは限らないです。
やってはいけないこと5:規律無視のトレード
ここまで、やっとFXの本質のトレードできるようになるけど、スタートラインに立っただけで、旅はまだ始めっていないです。
FXは真剣勝負で、初心者は勝てないのは、そもそも勝負の土台に立っていない事が多いです。自分もそうですが、勝負する前に自滅して終わったため、そもそも勝負になっていないです。
初心者はまず規律を作ることを専念した方がいいです。過去の記事をご参考ください。
規律をあったら、それを準じることだけをしたらいいです。規律を守らないトレードは例え勝ってもよいではないです。下記のように規律を守らないやり方を思い付いた所から整理します。
自滅
初心者の鉄板負け方です。勝負する所ではない所で連敗する。
今週もそのような場面があります。
EUR/USD 4H足、今週はネック抜いて、トレンドラインからの売りがメインですが、その前の上昇に負けて、最後の売りを乗れないことがありますでしょうか。特に木曜日にECBの指標があって、ヒゲをばんばん出ますため、負けやすい所です。
スキャルピング
スキャルピングで成功する人がありますが、20代くらいで性格に合った方限定です。しかも疲れるやり方であんまりおすすめしません。
自分はスキャルピングを何回も挑戦したけど、いつもポジポジを誘発し、負けまくる結果になりまして、自分にはスキャルピングには無理でした。
追っかけトレード
初心者はよくやる負けトレードとして、追っかけトレードです。
びゅーと伸びっている所と見て、乗り遅れったと後悔しながら伸び乗る。そして戻った所で損切りされる羽目になって、再び思った方向に進む。
最初の伸びを乗らなくても、押しや戻りを待ってから、押し目買いや戻り売りを狙ったらいいです。
損切り設定しない
それは論外です。負けを前提にトレードするくらいで丁度いいです。
ブレイク期待
これも初心者の鉄板負けパターンです。
レンジや高安をちょっと抜けたくらいで、ブレイクしたと勘違いして、飛び乗る。そして、騙しになって戻った事が誰でも経験したと思います。
そもそも騙しではなくて、誰でもブレイクと思ってなくて、逆に初心者を狙って、逆張りするトレーダーがトレードする場所でもあります。
逆にレンジを形成したら、誰でも手を出せにくい状況になったら、ブレイクする可能性が高くなります。
まとめ
今回は初心者をやってはいけない事を整理しました。
これだけをやらなくなったら、正解に近づく練習になるはずです。みなさんが早く正しい方向に進む事を祈ります。
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