監視銘柄の一つで、保険事業が儲かると思い、保険会社を分析して行きたいと思います。
結論:国際分散の事業ポートフォリオで、業績も上昇傾向、高配当株としていい会社です。
ビジネスモデル
特徴として、海外事業が半分くらい持っていて、リスク分散になります。損害保険があって、災害時不利になりますが、だから海外分散が必須になります。生命保険の割合が小さく13%しかないです。
事業戦略にも記載しており、安定性が高い事業構造になっていきます。長期投資家にとしていい思想と思います。
配当政策
経営戦略にも確認して、ROEを増加、ポートフォリオの分散なども注力しており、株主の目線でいろいろ戦略を立ててる印象です。株主への姿勢として好印象でした。
配当推移
配当推移が右上がりの状態で、特に問題ないです。配当性向は直近40%になります。まぁ高くなくて、今後増配の余力があります。
業績
決算年月 | 決算年月 | 回次 | 当期純利益 | 純利益率 | 自己資本比率 |
2003 | 平成15年 | 第1期 | 56,616 | 18.15% | |
2004 | 平成16年 | 第2期 | 111,421 | 21.00% | |
2005 | 平成17年 | 第3期 | 67,604 | 19.83% | |
2006 | 平成18年 | 第4期 | 89,960 | 22.51% | |
2007 | 平成19年 | 第5期 | 93,014 | 19.73% | |
2008 | 平成20年 | 第6期 | 108,766 | 14.83% | |
2009 | 平成21年 | 第7期 | -15,128 | 10.68% | |
2010 | 平成22年 | 第8期 | 203,413 | 5.70% | 12.56% |
2011 | 平成23年 | 第9期 | 126,587 | 3.85% | 11.41% |
2012 | 平成24年 | 第10期 | 160,324 | 4.69% | 11.26% |
2013 | 平成25年 | 第11期 | 207,457 | 5.38% | 12.98% |
2014 | 平成26年 | 第12期 | 184,114 | 4.42% | 14.32% |
2015 | 平成27年 | 第13期 | 247,438 | 5.72% | 17.13% |
2016 | 平成28年 | 第14期 | 254,540 | 5.56% | 15.94% |
2017 | 平成29年 | 第15期 | 273,856 | 5.23% | 15.67% |
2018 | 平成30年 | 第16期 | 284,183 | 5.30% | 16.59% |
2019 | 平成31年 | 第17期 | 274,579 | 5.00% | 15.86% |
利益が増えてますし、利益率も悪くないし、自己資本率が保険会社として高い方です。業績として特に問題ないです。
2020/05/11
決算の発表は05/20ですが、現在の株価が下がっていて、押し目の所で、業績がよいと発表された上がるので、速報を確認しましょう。
4月が19.3億円の増収になりました。3月もプラスになっているので、業績でそれほど悪くはないです。
2020年8月
コロナの影響で減益しています。保険業でそんなに落ち込まない想定したけど、未だ回復していないです。
チャート
チャートで見る限り、高い位置にいます。今は買いたくないです。押し目を待つのは基本です。「押し目待ち押し目なし」もありますが、高値掴みよりましと思います。
2020/05/11
週足で見れば、上昇波の61.8%の所で反応して、もう一回下がってWボトルになるかとうかの所です。止まった所が小さい足で見れば分かるけど、ネックの所で止まっています。自分が買い水準と思い、買いました。
2020年8月
未だ押し目の所で、三番底作ったけど、買われてもおかしくない所で、今買っても悪くはないです。
まとめ
東京海上ホールディングスは分散的な事業ポートフォリオで、業績でも上がっていますので、高配当株としていい会社です。買うタイミングとして押し目待ちの状態でしばらく様子見して見ましょうと思います。
購入するなら1株購入できる【SBIネオモバイル証券】をおすすめです。
他の保険会社の銘柄分析をご参照
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