最新新型コロナウイルスで米国株が下がり始めました。でも月足で見ればまだまだ上昇トレンド中で、今回の件で短期的に押し目を作るか、それども半年以上に下降トレンド形成するかが分からないが、どっちでもいいように準備しましょう。
本題に入るですが、米国株の場合、日本株と違ってETFが優秀で個別株選ぶ必要なくて楽です。でもETFの数が多くて、どれを選ぶか迷うですね、自分の選定基準をご参考頂ければ幸いです。
結論:安定配当重視ならVYM、SPYDだけでいいです。
ETF概要
銘柄 | 運用会社 | 経費率 | 配当利回り | 構成銘柄 | トータルリターン(過去5年) |
VYM | バンガード | 0.06% | 3.22% | 421 | 9.81% |
SPYD | STATE STREE | 0.07% | 4.75% | 81 | – |
HDV | iシェアーズ・コア | 0.08% | 3.55% | 75 | 9.05% |
VIG | バンガード | 0.06% | 1.74% | 182 | 9.92% |
VOO | バンガード | 0.03% | 1.94% | 500 | 11.05% |
リターンが一番大きいのはVOOで、成長株も含めて上昇相場であれば一番恩恵を受けれるです。
自分をVOOに投資しない理由は配当利回りが低いです。自分がそこまで資金がなくキャッシュフロー最優先で、配当多く貰わないと困ります。値上がりがもちろんあった方がいいけど、基本売らないからあんまり関係ないです。利確しない含み益が幻のようなものに見えます。
VIGが将来的に増配することで高配当するかもしれないが、ちょっと余裕があれば投資してもいいけど、金融危機(40%くらい下落)が来れば投資してもいいけど。
残りVYM、SPYD、HDVになります。次の分析します。
ETFの構成内容
セクター | VYM | SPYD | HDV |
エネルギー | 9.14% | 10.69% | 22.41% |
生活必需品 | 14.10% | 8.70% | 20.81% |
ヘルスケア | 13.72% | 2.14% | 18.29% |
金融 | 18.60% | 9.98% | 9.50% |
公益事業 | 8.73% | 13.12% | 8.36% |
資本財 | 7.44% | 2.24% | 7.46% |
通信 | 4.89% | 4.52% | 7.36% |
情報技術 | 11.53% | 9.54% | 3.19% |
一般消費財 | 8.38% | 13.75% | 1.98% |
素材 | 3.47% | 3.37% | 0.00% |
不動産 | 0.00% | 21.75% | 0.08% |
キャッシュ、デリバティブ等 | 0.00% | 0.00% | 0.56% |
特徴として、SPYDが不動産が多く、HDVがエネルギーと生活必需品が多く、VYMが割とよく分散されます。SPYDが米国不動産投資できるのはいいのでSPYDを投資対象に選定。後VYMとHDVどうでしょう。
VYM、HDV上位銘柄
ティッカー | 社名 | VYM割合 | HDV割合 |
JNJ | Johnson & Johnson | 3.67% | 6.57% |
XOM | Exxon Mobil Corp. | 3.29% | 9.27% |
PG | Procter & Gamble Co. | 2.57% | 5.73% |
VZ | Verizon Communications Inc. | 2.29% | 6.89% |
PFE | Pfizer Inc. | 2.25% | 4.57% |
CVX | Chevron Corp. | 2.21% | 6.24% |
MRK | Merck & Co. Inc. | 1.98% | 4.15% |
WFC | Wells Fargo & Co. | 1.93% | 5.11% |
KO | Coca-Cola Co. | 1.82% | 4.58% |
PEP | PepsiCo Inc. | 1.76% | 3.75% |
PM | Philip Morris International Inc. | 1.30% | 5.59% |
TXN | Texas Instruments Inc. | 1.10% | 2.30% |
AMGN | Amgen Inc. | 1.09% | 3% |
MMM | 3M Co. | 1.03% | 2.26% |
合計割合 | 28.29% | 70.01% |
HDVのほぼの銘柄がVYMと被りました。HDVがXOMを9.27%も保有しており、石油事業が過去が良かったですが、自動車も電気化し始めるので衰退業界と思い、多く保有したくない。しかもXOMの配当性向が100%超えた年も結構あります。
上記の理由でHDV除外、SPYDとVYMと中心に買います。
タイミング
最後がチャートを確認して買いましょう。ETFのような合成指数の場合、為替と違って特徴として底値形成しにくい、底値圏を待ったらチャンスを逃したことが多いです。なぜと思うとおそらく、ETFのチャートを見て短期売買する人がいないと思います。
タイミングが投資スタイルになります。下記の記事をご参照ください。
SPYDのチャート
現在めっちゃ下がりましたね。基本36ドル以下であれば安いと思います。だけどSP500が10%くらいしか下がっていないです。本来の暴落が来たら40%くらい下がるので、分割して買った方がいいです。注意したいのはSPYDの運用が2015年からので、リーマンショックを経験したことがないです。
自分の場合、暴落前の買い資金と暴落後の資金を分けて戦略を立てている。現在暴落前と認識し、暴落前の資金の範囲内で分割して買っていこう。40%くらい下がったら本格的暴落後の資金で大量購入します。
買うタイミングに関して、SP500基準に買うつもりです。
VYMのチャート
基本SP500と同じ動きです。SP500を基準に売買の判断します。しばらく打診買い。下降トレンドになれば短期足で底値の動きを確認してから入る。
自分がドルコスト平均法を利用しなくて、VYMが基本的に下落相場の場合底値確認して入って、上昇相場の場合基準になるトレンドで押し目買いします。
まとめ
米国株がETF利用するだけ個別株分析が不要です。ETFの選定について、配当重視であればVYMとSPYDだけでいいです。もっと余裕があればVIGを購入してもいいです。選定された2つETFを買えばいいので、計画も立てやすいです。
日本株の場合個別株買うので、値段がバラバラで計画しにくくて、安易に逆張りせずに底値圏確認後押し目買いしたいです。
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