ネットで数多くの記事で紹介された人気ETF、SPYDですが、2020年3月からコロナショックで自分が数百万円位買いましたので、改めてSPYDの情報を整理します。高配当投資として最高の相棒の一つで、長く付き合いたいです。
米国株の高配当投資なら、SPYDとVYMだけで十分で、自分がそれしか買っていないです。日本株の場合、個別銘柄でポートフォリオを作っています。
SPYDの基本情報
運用会社:State Street
世界三位の運用会社、運用総額$2.69T(1T=100兆円)、東証1部の時価総額が550兆円ので、State Streetだけで東証1部の半分位の資産を運用していますね。
ちなみに一位はVYMを運用してバンガード社です。
運用の資金が莫大で、信頼性が高く、その原因で運用コストが低く抑えられます。
1兆円運用しても、100兆円運用して、やる事が同じです。
経費率:0.07%
世界水準でも安いレベルで、高配当投資が長期投資で、基本的に売れないので、数年から数十年ずっと経費をかかります。安い経費率で安心できます。
設定日:Oct 21 2015
比較的に若いETFで、リーマンショックを経験してないです。今回のコロナショックで無配に転落した7銘柄を4/30時点でしっかりリバランスして除外してくれました。
運用会社の対応としてしっかりして素晴らしいです。
配当利回り
現時点の配当利回りが6.6%位あります。恐らく6月の分配金が減配されると予想されています。それでも高配当ETFの中でダントツ一位の利回りになります。
日本株の個別株でもそれを超える利回りもなかなかいないです。
配当月
3月、6月、9月、12月
SPYDの銘柄情報
投資対象
S&P500の中配当利回り上位70社、均等割合で投資
S&P500の中ので、米国の優良の企業から投資していて、一つの安心材料です。
70社均等投資で、分散できています。個別の場合、高い利回りの会社がリスクが高くて手を出せにくいです。
セクター
Sector | Weight |
---|---|
Real Estate | 18.54% |
Financials | 13.60% |
Energy | 12.37% |
Consumer Staples | 11.43% |
Utilities | 11.01% |
Health Care | 8.31% |
Materials | 7.13% |
Consumer Discretionary | 6.43% |
Communication Services | 6.16% |
Information Technology | 5.02% |
出典:https://www.ssga.com/us/en/institutional/etfs/funds/spdr-portfolio-sp-500-high-dividend-etf-spyd
不動産が相変わらずトップです。それがSPYDの持ち味でもあります。今回コロナショックで一般消費財の割合がかなり減っています。
タイミング
高配当投資で、タイミングも必要で、株価の上昇を期待しなくて、高い利回りも狙いたいし、下がってから買うのは基本です。
チャートを見れば分かりやすいです。コロナショック以前上昇相場で購入した時が全部含み損になっています。
S&P500で2番底を来ないと分岐した時から積極的に購入しました。分岐するタイミングが下記の記事を紹介しました。ご参照ください。細かいタイミングを気にしなくても暴落してから勇気を持って買いったら後ほどいい結果になる事が多いです。
まとめ
SPYDが高配当投資として、いい相棒です。将来的に配当金を増えてくれて、株価を期待してないけど、いいタイミングで入れば、含み益が少しあれば嬉しいです。
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