銘柄分析前に先結論からいいます。
優待狙う(FX取引コスト最小限)なら長期保有があり、単純に高配当狙うであれば大量保有おすすめしない。
では銘柄分析に行きます。
ビジネスモデル
金融商品を取引できるプラットフォームを提供し、手数料を稼ぐビジネスモデルで、取引度に手数料を発生し、システムで自動でできるので高い利益率を出せるビジネスモデルです。自分が初心者の頃ポチポチ病で20回/日取引しましたので、結構利益に貢献しました。
今後について、資本主義を続く限り、需要が伸びると想定されます。特に仮想通貨が今後伸びると思われます。
なので、ビジネスモデルとして問題ないです。
配当政策
当社は、株主に対する利益還元と内部留保の充実を総合的に勘案し、収益性、成長性、企業体質の強化を考慮しつつ、 継続的かつ安定的に配当を行うことを基本方針としており、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向60%を目途に、 四半期ごとに配当することを目標としています。
2020年02月発表して、配当性向が50%→60%に引き上げてくれました。嬉しいですね。株主に対しての姿勢が特に問題ないです。
配当推移
期間 | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 期末 | 年間合計 | 配当性向 |
2012年3月期 | 1.85 | 40.00% | ||||
2013年3月期 | 8.79 | 40.00% | ||||
2014年3月期 | 13.63 | 40.00% | ||||
2015年3月期 | 35.48 | 40.00% | ||||
2016年3月期 | 6.38 | 5.60 | 5.34 | 5.00 | 22.32 | 40.00% |
2017年3月期 | 9.70 | 6.15 | 6.68 | 3.64 | 26.17 | 50.00% |
2017年12月期 | 6.90 | 8.50 | – | 6.20 | 21.60 | 50.00% |
2018年12月期 | 7.46 | 8.98 | 9.54 | 6.27 | 32.25 | 50.00% |
2019年12月期 | 2.59 | 8.03 | 9.02 | 6.14 | 25.78 | 50.10% |
2020年12月期 | 11.94 | 12.40 | 7.25 | 5.83 | 37.42 | 60.0% |
配当金推移がバラバラで、きっちり配当性向を準じて配当を出していますね。安定性重視の高配当株としてはイマイチです。
2020/05/02
2020年第一期決算で過去最高益で配当金も過去最高となりました。株主として嬉しいです。
2020/08
第2四半期も非常にいい業績で増配です。
株主優待
年2回、対象期間中のGMOクリック証券でのお取引、証券コネクト口座のご利用を対象に、保有株式数に応じたキャッシュバックを実施します。
1、全コース共通:GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の株式の買付手数料キャッシュバック
2、A~Cからコースをひとつ選択
<Aコース:GMOクリック証券での取引がおトク!対象取引の取引手数料キャッシュバック>
<Bコース:GMOクリック証券でのFXネオ取引がおトク!FXネオ取引キャッシュバック>
<Cコース:証券コネクト口座のご利用がおトク!平均残高に応じてキャッシュバック>
Bコースとして、下記のキャシュバック金額になります。
保有株式数 | 最大取引数量 (新規約定のみ対象) | 最大キャッシュバック金額 |
---|---|---|
100株以上300株未満 | 300万通貨 | 3,000円 |
300株以上500株未満 | 500万通貨 | 5,000円 |
500株以上1,000株未満 | 700万通貨 | 7,000円 |
1,000株以上3,000株未満 | 1,000万通貨 | 10,000円 |
3,000株以上5,000株未満 | 1,300万通貨 | 13,000円 |
5,000株以上 | 1,500万通貨 | 15,000円 |
半年で計算されて、300万通貨なら、50万通貨/月以上なら問題なくて、難しい条件ではないです。そして、キャッシュバック金額は直接証券口座に入金されて、使い方分からないポイントなど一切ないです
現在の株価では、100株の優待利回りが10.5%。高い!!自分がFX取引でお世話になったので、いつもBコースの優待狙って、長期保有しています。配当も含めて総合利回りが15%以上になります。いつもそのような高い利回りの株が危ない株ばっかりですが、この株が例外として保有しています。
業績
決算年月 | 回次 | 当期純利益 | 利益率 | 自己資本比率 |
2011 | 第1期 | – | – | |
2012 | 第2期 | 2,889 | 16.1% | 5.50% |
2013 | 第3期 | 3,689 | 17.2% | 5.30% |
2014 | 第4期 | 4,855 | 19.5% | 4.20% |
2015 | 第5期 | 6,453 | 22.2% | 5.40% |
2016 | 第6期 | 6,159 | 23.5% | 5.80% |
2017 | 第7期 | 5,141 | 23.7% | 5.60% |
2018 | 第8期 | 7,719 | 22.2% | 6.70% |
2019 | 第9期 | 6,073 | 18.7% | 6.00% |
2020 | 第10期 | 7,298 | 20.3% | 5.00% |
業績には取引により左右され、安定とは言えないです。利益率20%以上で高い、高収益体制です。今後の業績予想も難しいので大きく保有できないです。
2020/05/02
親会社株主に帰属純利益が279.9%ですごいですね。FXと仮想通貨の業績が向上です。
2020/08
素晴らしい数字です。
チャート
上場後レンジを作って、2018年末でレンジ下限割って、更に一段下がりました。2018年最高益を更新にもかかわらず、レンジ下限をサポートされず下がりました。如何に欲しい人がいない状態です。
現在で買うと検討するであれば、底を固めて、ブレイクして下がった所で押し目買いを狙ったらいいと思います。ブレイクするであればそれなりに買う勢いがあるので、それからでも遅くはないです。自分が優待狙うので保有し続けています。
2020/05/02
コロナショックでさらない下がりました。今回の最高益達成で上昇しましたが、未だ下降トレンド中、確かに2018年最高益達成した時下げ続けていた。今回が反応しました。あんまり期待せず保有しております。
2020/08
戻り高値を上抜けましたので、上昇トレンドを転換したと見ている人が増える。上昇トレンドで押し目買いすればいいです。
2021/3
ビットコインの影響で急騰して、週足ベースでは戻り高値更新で上昇トレンド形成中。現在押し目買いしても悪くないです。
まとめ
GMOフィナンシャルホールディングスは高収益体制で総合利回りが15%以上で悪くないです。FXでやっている人なら優待狙って年間最低6000円貰って、取引コストを最低限にできる事できます。口座持っていない方なら口座開設から利用してください。
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