保険会社を調べたとき、この会社があると知られました。高配当だし、売上が上位で、分析してみたいと思います。
結論:業績リスクあり、利益率高くないので、しばらく様子見。
ビジネスモデル
国内の損保事業が一番大きいです。シェアNo1のようです。他の事業もあるけど、割合が多くはないです。
配当政策
グループ修正利益の40%~60%を目処に、株主配当および自己株式の取得によって、株主還元を行う。
<配当>安定的な配当を基本とする(DOE:自己資本配当率 2.0%~3.0%水準を目指す。)
<自己株式取得>市場環境・資本の状況も勘案して、機動的・弾力的に実施する。
配当性向が40%~60%は高いレベルの還元指標を示しました。DOEに関して2.0%~3.0%は低い、業種が違うけどFPG15%目指すから差が大きいです。
配当推移
連続増配で問題ないです。
業績
決算年月 | 決算年月 | 回次 | 当期純利益 | 純利益率 | 自己資本比率 |
2009 | 平成15年 | 第1期 | 8,192 | 0.40% | 13.59% |
2010 | 平成16年 | 第2期 | 37,640 | 1.92% | 17.35% |
2011 | 平成17年 | 第3期 | 5,420 | 0.16% | 14.11% |
2012 | 平成18年 | 第4期 | -169,469 | – | 10.27% |
2013 | 平成19年 | 第5期 | 83,625 | 1.94% | 12.56% |
2014 | 平成20年 | 第6期 | 93,451 | 2.14% | 13.39% |
2015 | 平成21年 | 第7期 | 136,247 | 2.91% | 16.00% |
2016 | 平成22年 | 第8期 | 181,516 | 3.62% | 13.29% |
2017 | 平成23年 | 第9期 | 210,447 | 3.94% | 12.76% |
2018 | 平成24年 | 第10期 | 154,057 | 2.95% | 13.09% |
2019 | 平成25年 | 第11期 | 192,705 | 3.50% | 11.89% |
第4期が大きな赤字で、その後回復しまして、右上がりしました。第4期の赤字の原因を調べました、タイの洪水による発生保険金が主因です。一時な事故とはいえ、損害保険ので、事故にあう度に赤字になれば心配です。利益率が3%台で、他の保険会社に比べて高くはないです。
チャート
直近上昇トレンドだが上場の高値をずっと更新できていないです。トレードであれば、切り下げラインブレイクで買えなくはないが、ずっと保有であれば安い所で入りたいです。安値まで下がったら考えるか、高値ブレイクして戻してから考えると思います。どっちにしようしばらく様子見です。
まとめ
MS&ADインシュアランスは他の保険会社に比べて、業績のリスクがあり、利益率も高くないです。しばらく様子見した方がいいです。
他の保険会社の銘柄分析をご参照
コメント